<Header>
<Author: 張泌>
<Title: 寄人 一>
<Format: 格式不明>
<Year: 1990>
<BookName: 唐詩三百首詳解  下卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 人に寄す>
<BookPage: 307>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
別夢依依到謝家，
小廊迴合曲闌斜。
多情只有春庭月，
猶爲離人照落花。
<End Poem>
<Translation>
別れた後でみる夢の中でも、離れ難く恋い慕う心のままに、恋人の住む謝氏の家に行ってみるとていて、折れ曲がった手すりが、ななめに見えるだけで、その人の姿はない。めざめて わたしの心を慰めるべくこまやかな情を持つものとしては、わが家の春の庭を照らす月だ 恋人と離ればなれのままのわが身のために、散り落ちた花を照らし続けているだけなのだ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
別れた後でみる夢の中でも、離れ難く恋い慕う心のままに、恋人の住む謝氏の家に行ってみるとていて、
折れ曲がった手すりが、ななめに見えるだけで、その人の姿はない。
めざめてわたしの心を慰めるべくこまやかな情を持つものとしては、わが家の春の庭を照らす月だけがあって、
今もなお、恋人と離ればなれのままのわが身のために、散り落ちた花を照らし続けているだけなのだ。
<End Formatted Translation>